
AQUOS Rのスペックや特徴、また操作性や使用感について纏めてみたので、スマホの突然の故障などの中古や買い替えの検討に活用していただきたい。
AQUOS Rのスペック
・サイズ:高さ約 153mm、幅約 74mm、厚さ約 8.7mm
・重さ:約 169g
・ディスプレイ: 約 5.3インチ
・OS:AndroidTM 7.1(8.0対応)
・バッテリー:3160mAh
・CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 835(MSM8998)
2.2GHz(クアッドコア)+1.9GHz(クアッドコア)オクタコア
・ストレージ(ROM):64GB
・メモリ(RAM):4GB
・SIMカードタイプ:nanoUIM
・SIMロック:解除対応
・アウトカメラ:約 2260万画素
・インカメラ:約 1630万画素
・NFCおさいふ機能:NFC(FeliCa搭載)
・ワンセグ:対応
・電池:内蔵型
・防水機能:対応
RはシャープのAQUOSシリーズの一つで、5インチオーバーのWQHD液晶を搭載しています。
解像度は横1440縦2560ドットで、膨大な情報量を実現しているのが特徴です。
アプリだけでなく、画像も高精細に表示されますから、映像にこだわる人も納得のスペックです。
解像度の高い画面を活かすのは、8つも搭載されているCPUのコアです。
この頭脳がいずれも2GHz前後で動作して、ユーザーの操作に対応しています。
またメモリは4GB搭載ですから、複数のアプリを起動しても重くなりにくいのが魅力です。
バックグラウンドで起動したアプリの存在を気にせずに、メインのアプリを操作したり楽しむといったことができます。
最大待受時間は3Gで約560時間、LTEで約480時間です。
長時間の待受を可能としているのは、3160mAhという大容量バッテリーです。
大容量を搭載しているにも関わらず、本体重量は169グラムに抑えられています。
テレビはフルセグ、ワンセグ共に対応していて、音楽ではハイレゾ音声も楽しめるのがポイントです。
GPS機能もおサイフケータイ機能もあるので、何でもありの高性能端末だといえるでしょう。
カメラの性能にも抜かりはなく、2260万画素と手ブレ補正で美しい写真が撮影できます。
AQUOS Rの特徴
搭載ディスプレイは液晶ですが、従来とは高画質に至っています。
採用されている技術はIGZOで、他の方式と比べても見劣りしないのが特徴的です。
高精細で目に優しいですが、表示速度は速く省電力というのも見逃せない部分です。
一方ではカメラにワイドレンズ搭載で、接写も望遠もこれ一つでこなせるのがAQUOSのRならではです。
レンズは4Kにも対応する優れものですから、何を撮影しても高画質で残せるでしょう。
ただ気軽に使える使い勝手も重視しているので、二重のW手ブレ補正も嬉しい機能です。
これは高性能なセンサーによって、撮影時のブレを抑制してくれる仕組みです。
機能は通常撮影時に加えて、セルフィーを行う際にも有効化されるので便利です。
ブレが少なく被写体がくっきりと写った、そのような写真が気軽に撮影できます。
更には、構図を自動で補正してくれるインテリジェントフレーミング、後からベストショットを切り出すキャプチャ機能もあります。
前者では撮影した画像と一緒に、自動補正された画像も保存されます。
後で自由に好きな方を選んで、それを撮影した写真として採用可能です。
後者の後からキャプチャは、動画モードで撮影してベストショットを切り出せるのが魅力的です。
プロカメラマンも認めたほどの機能と性能ですから、AQUOSのRは写真に拘りを持つ人にも向いています。
AQUOS Rの操作性
Rは高機能がウリですが、直感的に操作できる点もあります。
本体には電源と共に音量ボタンが搭載され、違和感のない押し心地で操作できます。
耐久性も特に問題はないので、日常的に意識することなく快適に操作が行えます。
指紋センサーは幅15mmほどの楕円形で、軽く押し付けると認証されます。
誤操作を防ぐ必要がありますから、軽く触れた場合は反応しないです。
中央部分で反応するようになっているので、ロックの解除時は指紋センサーの真ん中に指を押し付けるのがコツです。
操作に対するレスポンスは良好で、もたつきやビジー状態の画面の固まりは心配無用です。
音楽再生時の操作もまた、通常の操作と同様にハイレスポンスで快適性があります。
しかし標準アプリの機能は必要最小限なので、好きなアプリを探して導入するのが一番です。
アプリの検索や導入は、ストアアプリを起動してキーワードの入力を行い、該当するものを探すといった流れです。
タップとキーボード入力だけで、ほぼ完結する操作ですから、ハードルは低く初心者も簡単に挑戦することができます。
音楽アプリと同じく標準搭載でも、メニューの方は好評で使いやすいと評判です。
作りはシンプルでレスポンスも良く、直感的に操作できるのが魅力だといえます。
AQUOSはRでAIを搭載しており、IoTとの融合を提唱しています。
名前はEMOPAというパートナーAIで、単なる道具以上の利便性が提供されます。
ユーザーは最初にキャラクターを選ぶことができて、感情に訴え掛ける反応を行います。
例えば天気やニュースといった、日常的に役立つ情報を教えてくれたり、TPOに合わせてロック画面を設定してくれます。
EMOPAはユーザーの習慣を学習する機能が内蔵され、アラームのセットを忘れていれば、それを教えてくれたりもするのです。
Rにはもう一つ、ROBOQULという動く充電台も用意されています。
こちらはAIのEMOPAと連動していて、充電中にインカメラでユーザーの顔を認識します。
着信やアラームを鳴らす必要があれば、ユーザーの方に画面を向けてお知らせをします。
AI機能は自動で学習したり機能するので、初期設定以外に特別な操作は不要です。
ROBOQULも勝手に動きますから、ユーザー側で何か操作が求められるといったことは皆無です。
逆に調べ物や暇潰しをしたい場合は、ハローエモパーと話し掛け、ニュースを教えてなどと言うと応えてくれます。
定期的な通知設定で最新情報が得られたり、音声認識で操作が簡単にできるのも、AIを搭載している端末らしく直感的です。