
arrows Beを使っていて、突然以下のような症状になることがある。
これらの症状に関しては、いくつかの方法で回復することがあるため、一度ご自身のarrows Beにて確認をしていただきたい。
・通話もインターネットも繋がらない。
・インターネットだけが繋がらない。
・「SIM(UIM)カードが挿入されていません」と表示される。
・「通信サービスがありません」と表示。
・「モバイルネットワークが利用できません」と表示。
・ブラウザで「現在オフラインです」と表示される。
・相手の声、こちらの声が伝わりにくい。
・通話の品質が悪い。
・圏外表示。
このような不具合は、以下に説明する方法でほとんどが解決できるだろう。
ただし、以下の操作をする前にまずは、Wifiに繋がっている場合にはWifiをオフにしてから操作をおこなっていただきい。
なぜなら、Wifiがオンになっている場合には、端末のモバイルデータ通信よりWifiの通信を優先してしまうため、Wifi側の接続が悪いことでインターネットが繋がらないことがあるからだ。
目次
SIMカードの脱着をしてみよう
arrows Beには通信をするSIMカード(UIMカードとも言う)が入っている。
このSIMカードの接触不良が原因で、上記のような通信系のエラーが発生することが多い。
「SIMカードが挿入されていません」と表示されている際はもちろんのことだが、通話や通信が全くできない場合だけでなく、声が伝わりにくい場合や通話品質が悪い場合にも、このSIMカード脱着で改善ができる。
通話や通信関係エラー時のリセット操作であるということを認識してほしい。
arrows BeのSIMカードが入っている場所と脱着
- arrows Beの場合、伏せた状態で作業する。(SIMカードトレイが反対のため)
- SIMカードの挿入箇所は端末本体を正面から見た場合、左側面上部のキャップを開ける。
- SDカードは上側にあり、SIMカードを軽く押し込んでから離すと、金属ICが伏せた形で出てくる。
- SIMカードを取り出し、IC部分を布で軽めにやさしく拭き取る 。ティッシュはNG。
- SIMカードの切り欠き部分の方向に注意して挿入をする。
arrows Beの通信設定を確認しよう
arrows Beだからということではなく、全てのスマホやiPhoneなどに言えることだが、端末を落したり、何かにぶつけたりする、物理的ダメージがこれら症状の原因ではない。
システムの不具合で通信の設定や、インターネットに接続する設定だけが外れてしまうことがある。
主に「インターネットだけが繋がらない」症状に対して、必ず以下の二つは確認をしてほしい設定内容だ。
モバイルデータ通信がオンになっているか?
設定画面から→「無線とネットワーク」→「もっと見る」→「モバイルネットワーク」→「データ通信を有効にする」を表示してみよう。
この「データ通信を有効にする」のスイッチが「オン」になっているか確認をしてほしい。
また、「オン」になっていたとしても、一度「オフ」にして、再度オンにリセットをしてみることをお勧めする。
APNを初期値にリセット
上記「モバイルネットワーク」の画面を開くと、「APN」もしくは「アクセスポイント名」という表示がある。
ここをタップすると、あなたが契約をしているキャリアの「アクセスポイント」の表示が出てくるだろう。(docomo:SPモード、au:LTE NET、Softbank:plus.4gなど)
次に「メニュー」→「初期値にリセット」をしてみよう。
上記操作でインターネットに接続するアクセスポイントを一度リセットする事ができる。
アプリや端末のシステムエラーによって上記2つの設定が勝手に外れてしまう事がある。
特にインターネットだけが繋がらない場合の対処法として、必ずは見直す事を勧める。
端末の設定で「データ使用量」上限設定がオンになってはいないか?
多くのスマホでは、端末側で毎月のデータ使用量の設定ができる。
端末側の設定で、例えば毎月30日〜翌月30日の1ヶ月で3ギガ上限に設定している場合には、モバイルデータ通信のデータ使用量が設定をした日付までに3ギガ到達した段階で、通話やインターネットなど一切の通信がストップする。
全ての通信ができなくなるため故障かと思うが、画面表示で「データ通信が停止しています」などの通知があるだろう。
解除の方法は以下の通りだ。
設定画面から「データ通信・機内モード」→「データ使用」を開く。
次に「モバイルデータ」をオンかを確認し、「モバイルデータの制限を設定する」をが「オフ」になっているか確認が必要だ。
もし「オン」になっている場合には、自分自身の端末で制限を掛けたために通話、通信が遮断されている状態だ。
ちなみに、この設定は端末側で自分で設定するものであり、キャリア側の実際のデータ通信量と必ずしも同じではない。
あくまで自身で確認をする目安であり、設定したギガ数以上に通信量を使いたくないために設定するものである。
毎月、月末近くに起こりやすい事象のため、キャリアの通信制限が掛かった事と勘違いをしないように注意が必要だ。
SIM脱着、再設定でも改善しない場合は別の要因の可能性も!
・機内モードになっている。(ステータスバーに飛行機のマークがある)
・通信料金を払っていない。
・通信事業者の設定が違う。(海外帰りにあるケース)→自身の日本でのキャリアに変更
・優先ネットワーク設定が違う。(海外帰りにあるケース)→自動に切り替え
・時計表示は合っているか。「日付と時刻の自動設定」に変更
・キャリアの基地局の電波状況が悪い。→キャリアに確認
回復できない場合はSIMカードor端末本体の故障の可能性がある!
一時的な不具合であれば、上記内容で改善ができるばずだが、この操作をしても改善されない場合には故障の可能性が大きい。
残念ながら、修理か買い替えなどを検討したほうが良いだろう。
キャリアの保証に加入している方は
まずは、ご自身のキャリアに相談をしてみよう。
補償に加入しているのであれば、利用期間などの範囲内であれば、修理や交換のサービスがあるはずだ。
また、新規購入から一年未満の利用期間で、破損の箇所がなく「自然故障」と判断される場合であれば、メーカー補償を受けられる可能性もある。
キャリアの保証がない方は
何かしらの補償に加入をしていない場合には、民間の修理業者に修理をお願いするか、中古などの買い替えが必要になるだろう。
また、以下のような中古で安い端末や優良な端末を探してみるのも選択肢の一つだ。
arrows Beの特徴とは?
arrows Beのカラーバリエーションは、ブラックとレッドおよびホワイトの3色となっています。
arrows Beには、露光時間の異なる2枚の写真を瞬時に合成処理できるリアルタイムHDR機能がついています。
HDRとはハイダイナミックレンジのことで、逆光でもきれいに撮影する事が可能です。
また、フラッシュには暖色LEDが搭載されており、暖かみのある雰囲気の写真を撮れます。
更に広角インカメラにも、焦点距離24mm、画角およそ85度の広角レンズが採用されているため、幅広い範囲が撮影可能です。
スーパークリアモードが搭載されているのも大きな特徴です。
これにより周囲の明るさを検知できるため、直射日光の下でも画面が見やすいように、輝度とコントラストが自動調整されます。
何かと問題視されているブルーライトへの対応もなされています。
液晶にはブルーライトカットモードがあって、液晶画面から出るブルーライトをおよそ30%カットすることが可能です。
音声面でも工夫が凝らされています。
富士通の独自技術であるスーパーはっきりボイス4により、こもり感や軽さが自動調整され、雑踏の中であっても快適に通話ができるようになっています。
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