業務と情報システムの活用 ITパスポートの学習で身に付くIT用語
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業務と情報システムの活用

 

今回は業務と情報システムの活用について解説していきます!

業務はITパスポートのストラテジ・テクノロジ系に分類されており、情報システムの活用はストラテジ・マネジメント系に分類されています。

特に情報システムの活用はITパスポートの中でも出やすい部類のため、しっかり覚えておきましょう!

 

また、社会に出てからも通用する知識のため、覚えておいて損はない用語になります。

 

それでは早速見ていきましょう!

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業務

 

販売や営業、事務など、日常で継続して行う仕事のことを「業務」と呼びます。

業務が効率的に行われているのであれば、それだけコストの削減や生産性の向上へと繋がります。業務を効率的に行えているのかどうかを判断するには、業務を図式化すると分かりやすくなります。この業務を図式化することを、業務の「モデリング」と呼びます。

業務のモデリングには、業務をシステム化するときにもよく使用されています。では早速見ていきましょう。

モデリリング手法

 

代表的なモデリング手法には「DFD」と呼ばれるものと、「E-R図」と呼ばれるものがあります。

DFD

 

業務の処理手順のことを「業務プロセス」と呼びます。「DFD(データフローダイアグラム)」は、その業務プロセスをモデリングする手法の事です。次のように、業務の処理過程と、その間でやり取りされるデータの流れを示すことができます。

 

<DFD>

 

E-R図

 

E-R図では、業務で扱うデータと、データ同士の関係をモデリングする事が出来ます。

 

<E-R図>

E-R図では、データのみならずあらゆる事象を「実体(エンティティ)」と「関連(リレーションシップ)」で表すことが可能です。

四角形で表された物が実体、その間を結んだものが関連となっています。関連は、実体と実体の“数の関係”を示しています。

1人の顧客は何度も注文することができ、更に1回の注文で複数の商品を購入できる場合は、上のようなデータの関係になるのです。

 

E-R図を作成すると、データの全体の関係が一目ではっきりするので、データベースの設計にもよく使用されています。

 

業務プロセスの改善

 

業務のモデリングなどの作業を行い、業務プロセスに問題が発生された場合は、改善する必要があります。業務プロセスを根本的に見直し、改善していくことを「(Business Process Reengineering)」と呼びます。

また、長期的に捉えて継続的に業務プロセスを改善していくことを「(Business Process Management)」と呼びます。

 

ベンチマーキング

 

「ベンチマーキング」とは、優良企業のサービスや製品と自社のものと比較して、優良企業の経営や業務のやり方を参考に自社の業務プロセスなどを改善する手法の事です。

 

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情報システムの活用

 

パソコンやインターネットなどの普及により、企業の活動にも積極的にITが取り入れられるようになってきました。企業活動にITを取り入れることで、コストの削減や業務の効率化を実現することができます。ここから、企業活動におけるITの活用について解説していきます!

情報システム戦略

 

多くの企業にとって業務を遂行する上で情報システムは必要不可欠です。企業の経営に有効な情報システムのあるべき姿を検討し、システム化の方針を決定することを「情報システム戦略」と呼びます。

情報システムを経営に役立てることが目的となっているため、情報システムの目的や機能が企業の経営戦略に適合しているのかどうかをきちんと検討していくことが重要です。

 

ITガバナンス

 

「ITガバナンス」とは、企業が経営戦略に合致したITを有効活用できるように仕組みを組織に組み込み、統制することを意味します。

ITガバナンスは、コーポレートガバナンスの要素の1つであり、経営者の責任で確立していくことが求められています。

経営者が方針を明確にして原則を策定し、実際にITガバナンスの実践を推進するのは、情報システム部門などによって行われます。

 

EA(エンタープライズアーキテクチャ)

 

現状の業務と情報システムの全体像について、統一的な手法でモデル化することで可視化し、全体の最適化の観点で見直していく技法のことを「EA(エンタープライズアーキテクチャ)」と呼びます。

全体最適化は、経営戦略に基づいた“あるべき姿”をあらかじめ設定した上で行っていく必要があります。

 

経営管理システム

 

情報システム戦略において、すでに存在する様々なシステムから、自社の目的に合ったものを導入することが可能です。まずは、経営管理を効率的に行うためのシステムを見ていきます。

 

<経営管理システム>

システム 説明
ERPシステム

(Enterprise Resource Planning System)

企業全体の経営資源を統合的に管理するためのシステム。生産管理や経理管理など、様々な業務をそれぞれで管理するのではなく、1つのシステムで一元管理すること。それによって経営資源を有効的に活用することができる。
SCMシステム

(Supply Chain

Management System)

商品を提供するための資材の調達~販売までの一連のプロセスを管理するシステム。プロセスごとの個別で管理するのではなく全体で管理することにより、全体最適化を図り、無駄を解消することができる。
SFAシステム

(Sales Force 

Automation System

:営業支援システム)

営業活動の状況を記録し、その情報を共有したり分析したりするシステム。分析した情報を基に、顧客に対して効率的な営業を行う事ができる。
CRMシステム

(Customer Relationship Management System)

長期的な視点から顧客と良好な関係を築くために、顧客に関する情報を集めて分析するためのシステム。自社の顧客として囲い込みを行い、収益の拡大を図ることが可能となる。CRMの指標となる値に、顧客の一生涯に渡って企業にもたらす利益の総額を表す「顧客生涯価値(LTV)」と呼ばれるものがある。
ワークフローシステム 社内で扱っている申請書や報告書などの書類や申請・承認の手続きを電子化するシステム。業務フローを効率化することができる。

 

流通管理システム

 

企業から顧客へ、商品が渡ることを「流通」と呼びます。

その流通を管理するためのシステムも存在しています。

 

<流通管理システム>

システム 説明
トレーサビリティシステム 商品の生産から流通までの履歴情報を追跡することができるシステム。例えば、消費者は食品の産地や育成方法を把握することができる。生産者は何かトラブルが発生した場合、どの家庭で起こった問題なのかを調べることが可能となる。
POSシステム

(Point Of Sales System)

小売店舗のレジで、バーコードなどによって商品の販売情報を記録するシステム。売上上方などを即時に把握することができるため、店舗ごとの品揃えの改善や、在庫管理業務の効率化を図ることができる。

 

生産工程の自動化システム

 

製品の設計や製造など、生産工程を自動化するためのシステムもあります。見ていきましょう!

 

<生産工程自動化システム>

システム 説明
CAD

(Computer Aided Design)

製品の建築物や設計の支援をするシステム。コンピュータを利用し、設計や製図を行う事ができるため、設計の情報を共有したり再利用したりすることができる。
CAM

(Computer Aided Manufacturing)

CADのデータを利用した製品の製造を支援するシステム
FA

(Factory Automation)

コンピュータの制御により、工場を自動的に動かすことができるシステム

 

コンカレントエンジニアリング

 

「コンカレントエンジニアリング」とは、設計から製造までの生産工程で必要であるデータを共有し、各作業を同時進行で進めることによって、商品開発期間の短縮を目指すことを意味します。

 

その他の便利なシステムや技術

 

ここまで紹介してきたシステムの他にも、様々なシステムや技術があり、企業に活用されています。それも見ていきましょう!

 

<その他のシステムや技術>

システムや技術 説明
GPS応用

システム

人工衛星などを利用して位置情報を地図上に表示するシステム。よく使用されるのはカーナビなど
住民基本台帳ネットワークシステム

(住基ネット)

地方自治体が住民の氏名や住所などの情報を管理している住民基本台帳を電子化、そしてネットワークを介して共有できるようにしたシステム。行政事務を効率化し、住民の利便性をより向上させる目的で作成された。住民側は、電子申請による確定申告などの際に、本人証明のための公的個人認証サービスを受けることが可能になるほか、年金の受給や転出・転入の手続きを簡略化することができる。
組み込み

システム

家電などに内蔵されたコンピュータシステム。PCなどの広範囲にわたる様々な機能を提供するようなものとは異なり、限定された範囲内の、特定の機能を提供するようなもの。テレビやゲーム機、カーナビなどで利用される
ICカード ICチップ(半導体集積回路)と呼ばれるものを薄いカードに埋め込み、情報を記録できるようにしたカードのこと。多くの情報を記録することができる。データを暗号化することができるため、偽造されにくい。買い物をしたときに使用されるクレジットカードや、デビットカード(買い物をした時点で料金が引き落とされるカード)の他にも、SuicaやPASMOなどの交通機関で使用されるICカードに利用されている。
RFID ICタグと呼ばれる小さなチップに製品情報屋流通経路を記録、無線電波を使用してそれを読み書きする仕組み。商品に付けることで、店外へ持ち出しされてないかをチェックしたり、配送荷物に装着する事で輸送履歴を確認したりするのに利用されている
M to M

(Machine to Machine)

機械と機械がネットワークを介して互いに情報をやり取りし、自動的に最適な制御を行うシステム。自動車の自動運転システムやサーバルームの空調管理が必要となる場所を最適な環境に保つための管理システムなどがある

 

RPA

 

事務作業など、ホワイトカラーの業務をソフトウェア型のロボットに代替させることで、自動化や効率化を図っていくことを「RPA(Robotic Process Automation)」と呼びます。

書類の作成やデータ入力作業などのルール化できるような作業をRPAで行うことにより、人間はその他の創造性が必要となる業務に専念することができるほか、人件費を削減することができます。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?今回は業務と情報システムの活用について解説していきました。

特に情報システムの活用は、普通の生活でも使用するようなモノもあるので、知っていて損はないでしょう!

ITパスポートの試験でも出やすい部分になりますので、しっかりと覚えておきましょう!

 

1つひとつ覚えて行くことが合格への近道です。頑張っていきましょう。

 

それでは、今回はここまでです!

ITパスポート試験におすすめのテキスト

ここでは、数あるITパスポート試験対策用のテキストの中から特におすすめのテキストを紹介していきます。

栢木先生のITパスポート教室

 

令和03年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室

 

この、栢木先生のITパスポート教室は書籍の帯に「103万人が選んだ教科書」と書いてあるように、毎年多くの受験者に読まれている参考書です。

テキストの中でも図を使った解説やイラスト分けを利用した分かりやすい解説が行われており、各章の終わりには問題演習を行う事もできるようになっており、インプットとアウトプットが同時にできるようになっています。

更に、アルファベットで書かれた用語は日本語で読み方を記載しておりますので読み方を調べたりする手間がかかりません。

IT系の知識にこれまで全く縁がなく、これから学習する人の気持ちに寄り添ったテキストだと言えます。

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート

 

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和03年 (情報処理技術者試験)

 

 

この、キタミ式イラストIT塾は全体的に学習漫画のような書き方がされており、難解なIT用語を暑かったりしているにもかかわらず、スラスラと読みやすいのが特徴です。

おすすめ書籍の例に漏れず、過去問を掲載しているためインプットと同時にアウトプットを行い知識の定着をしっかりと確認しながら進める事ができます。

上記の「栢木先生のITパスポート教室」よりも更にイラストが多く活用されているため、活字を読んで学習するのが苦手だという方や、本当に読み進めやすいテキストを求めている方にもおすすめです。

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

【令和3年度】 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

このテキストは出題範囲の広いITパスポート試験の中から、試験に出てくる重要なポイントに絞って重点的に解説をしているため、無駄なく短期間で合格を目指したい人におすすめの書籍です。

重要なポイントだけだから穴があると言ったこともなく、しっかりと基本知識を身につける事が出来る非常に良い書籍です。

重要用語を暗記するためのページもあるため、コツコツと隙間時間を使って暗記をする時にも非常に良い使い方ができるでしょう。

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