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法人向けウォーターサーバーでおすすめはどのメーカー?5つのメーカーを徹底比較しました
今回の記事では法人向けのウォーターサーバーをご紹介します。
最近はオフィスや病院などでウォーターサーバーを見る機会が増えて来たので自分のお店や会社でも使ってみたいと考えている方も居ると思います。
しかし、実際どのくらいのコストが掛かるのか分からない場合や、法人向けのプランがある場合もあると思います。
そこで今回は実際にウォーターサーバーを利用する従業員の規模や業種毎に合わせたおすすめのサーバーを5種類ウォーターサーバーをご紹介します。
その他にも会社でウォーターサーバーを導入するメリット・デメリットなどもご紹介します。
法人向けのウォーターサーバーを利用したい方は是非参考にして見てください!
今回の記事はこのような方におすすめです。
・オフィスやお店などでウォーターサーバーを検討している方
・法人向けのプランを分かりやすく解説して欲しい方
法人向けのウォーターサーバーの1ヵ月辺りの維持費用はどのくらいなの?
最初に法人向けのウォーターサーバーが1ヵ月辺りどのくらいの費用が掛かるのかについて解説していきます。
ウォーターサーバーを利用する上で一番お金が掛かる部分は、水のボトル料金です。
そこでウォーターサーバーを提供しているクリクラではこのような利用イメージを提供しています。
(引用:クリクラ)
この図から12Lのボトルの場合は
12L = ペットボトル24本分 = 150mlコップ80杯分
となります。
このようなイメージから従業員が4人が毎日コップ一杯分の水を飲み切る場合は20日でボトル一本分飲み切る計算になります。
このことから従業員が16人居る場合はボトル4本分必要になっていきます。
クリクラの場合はボトル1本12Lで1,460円(税込)なので、16人分であれば20日辺りの水の購入費用が5,840円(税込)が目安になっていきます。
実際は来客時にウォーターサーバーを利用する場合や、インスタントコーヒー、カップラーメンを作る際に利用する場合は消費量はもっと多くなります。
また、ウォーターサーバーの料金は水のボトル代の他に、「本体のレンタル料金、電気代、その他」の費用が掛かっていきます。
本体のレンタル料が無料のメーカーや、エコ機能の付いているものを選ぶことで各種費用を抑えることが出来ます。
クリクラで提供されている省エネサーバーを例に挙げるとこのような料金設定になります。
※料金は全て税込みです。
※クリクラ省エネサーバーのレンタル料(0円)、電気代はメーカーが発表している約1,000円で計算をしています。
クリクラではRO水と呼ばれている、フィルターで不純物を取り除いている水を提供しています。
多くのメーカーでは天然水を取り扱っていますが、天然水のメーカーは価格が高くなる傾向があるのでコストを抑える場合はRO水を選んだ方が良いです。
続いて法人でウォーターサーバーを利用する際のメリット・デメリットをご紹介します。
法人向けのウォーターサーバーのメリット・デメリットをご紹介
ここではウォーターサーバーのメリット・デメリットをご紹介します。
これらのメリット知った上でウォーターサーバー選びの参考にして見てください。
法人向けのウォーターサーバーのメリット
法人向けのウォーターサーバーのメリットは4つあります。
それが以下の4つです。
1.手軽にコーヒーやお茶を飲むことが出来る
2.費用を経費で落とすことが出来る
3.ペットボトルのための保管場所の確保の必要がない
4.防災対策のための備蓄水にもなる
この4つになります。
それぞれを詳しく深堀していきます。
1.手軽にコーヒーやお茶を飲むことが出来る
オフィスでは社員がコーヒーやお茶を淹れる場面や、食事をする際にお湯を使う場面が多くあります。
毎回お湯が沸くまでの時間を待つ必要があり、正直面倒ですよね。
ウォーターサーバーを導入すればそのようなひと手間が無くなるので、その分従業員がリラックスすることの出来る時間が増えるので、仕事の効率が上がること間違いなしです。
また、来客がある際にもわざわざお湯を沸かさないでも、いつでもお湯を利用出来るのでお客様を待たせてしまう心配もありません。
2.費用を経費で落とすことが出来る
オフィスやお店でウォーターサーバーを設置した場合には従業員が使用する場合は「福利厚生」や「雑費」として経費に計上することが出来ます。
また、お客様に飲み物を出す際も利用する場合は「交通費」の名目で経費にすることが出来ます。
ウォーターサーバーに掛かる費用は領収書も発行することができます。
また、電気ポットや冷蔵庫で水を管理している場合はその分の光熱費を軽減できるケースもあるのでおすすめです。
3.ペットボトルのための保管場所の確保の必要がない
オフィスの冷蔵庫は多くの飲料のペットボトルをストックしている場合があります。
そのためそのペットボトルを買う手間や、保管する場所を確保する必要があるのでペットボトルだけで冷蔵庫が埋まっているケースもあるでしょう。
ウォーターサーバーの場合は、メーカーがオフィスに直接配送してくれるので買いに行く必要がありません。
使用済みのボトルを回収するサービスのあるメーカーを選べば、空のボトルを潰して捨てる手間も無くなります。
4.防災対策のための備蓄水にもなる
災害が起きた場合にも非常用の飲み水としても使えるのがウォーターサーバーの魅力です。
水道が止まるような災害が合った場合でもウォーターサーバーの水がある場合従業員はもちろんのこと近隣に避難している人々のための飲料水を確保することができます。
ウォーターサーバーの水の賞味期限は未開封の状態で半年~1年程度なのでそれなりの期間保管することができますので、多めにボトルを発注しておくと安心です。
法人向けのウォーターサーバーのデメリット
デメリットは3つあります、それが以下の3つです。
1.維持費用が掛かってしまう
2.サーバーの設置場所を確保しなければならない
3.ボトル交換をする必要がある
それぞれどのようなデメリットになっているのでしょうか、詳しく見ていきましょう。
1.維持費用が掛かってしまう
ウォーターサーバーを利用するには先ほど解説したように水のボトル代の他にも、レンタル料や電気代などが発生します。
法人向けウォーターサーバーの場合はレンタル料は無料~1,500円、電気代は1000円程度発生します。
この他にも、コーヒーやお茶を淹れられるウォーターサーバーの場合は専用のカプセルを購入する必要があります。
事前にどのような目的でウォーターサーバーを利用するのか、導入する前に見積もりをしましょう。
これらの費用はレンタル費用が無料のものや、エコモードなどの電気代を抑える機能が付いているウォーターサーバーを選ぶことでコストを抑えることも出来ます。
2.サーバーの設置場所を確保しなければならない
ウォーターサーバーを利用する上で必ず必要になるのが、本体設置スペースとボトルの保管場所の確保です。
本体の設置場所は電源の近い場所に設置する必要があるので、電源に近い場所で設置スペースを作るようにしましょう。
また、狭いスペースに設置すると掃除がしにくく、ホコリが溜まり火災の原因になってしまう場合もあります。
清潔に管理するためにもコンパクトなサーバーや、ボトル交換の必要のない、水道直結型のウォーターサーバーを選ぶのも1つの方法です。
3.ボトル交換をする必要がある
水道直結タイプ以外のウォーターサーバーでは、水が無くなった際にボトルを交換する必要があります。
ボトルの重さは12Lと重くなっているため、交換することが大きな手間になってしまいます。
ボトルのストックが少なくなった際にも、新しいボトルを注文する必要もあります。
そのため、ボトルを交換する人や、ボトルを管理する人などを予め決めておくとスムーズにウォーターサーバーを利用することができます。
ご利用イメージごとにおすすめの法人向けウォーターサーバーをご紹介
法人用のウォーターサーバーを選ぶ際には、従業員の人数や飲食店で利用する場合などで変わっていきます。
そこで今回は次の5つのパターンでおすすめのウォーターサーバーをご紹介していきます。
1.従業員が100人以下でおすすめサーバー
2.従業員が100人以上でおすすめサーバー
3.飲食店などの店舗で設置するサーバー
4.病院やクリニックなど、不特定多数の方が利用するサーバー
5.デザインにこだわられているサーバー
この5つの項目に分けて紹介していきます。
1.従業員が100人以下でおすすめサーバー
サントリー
(画像は各公式サイトから引用)
※料金は全て税込です。
おすすめポイント
・大変使いやすい法人プラン
・レンタル料・配送料、メンテナンス料が無料
・ボトルを注文する程お得になるプランも
従業員100人以下の場合はサントリーのウォーターサーバーがおすすめです。
法人プランも提供していて、異なる住所でもサーバーの複数台設置や、支払い方法も口座引き落としとクレジットカード払いの2種類から選ぶことの出来るサービスになっています。
そのためオフィスや店舗でも非常に使いやすいです。
領収書もサイト上のマイページから発行することが出来ます。
電気代は弱温、弱冷モードを使用している場合は1台につき約1,350円発生します。
レンタル料やメンテナンス費用、水ボトルの配送料も無料となっているので1ヵ月辺りの費用も抑えることができます。
また、ボトルのサイズも7.8Lになっているので交換する際の負担も少なくなっていて、ボトルを多く注文する程お得になるプランもあります。
機能についても、冷水と温水がそれぞれ2段階あるので4種類の温度から水を飲むことができます。
その他決められた時間にクリーニングを行う「おいしさキーパー」、2段階のチャイルドロック機能が付いています。
設置した際のイメージとしてはこのようになっています。
サントリーの公式サイトはこちらから
2.従業員が100人以上でおすすめサーバー
アクアクララ:アクアスリム
※料金は全て税込です。
・置き場所に困らないスリムなサイズ
・1週間のお試しが可能
・安心サポートでサポートが充実
アクアクララのウォーターサーバーは非常にスリムなデザインになっています。
サイズは背面と10cm離す前提で「横:約35cm、奥行:約45cm、高さ:約170cm」となっています。
そのため本体自体の横幅はA4用紙よりも少し小さいサイズになっています。
また、1週間の無料お試しもあるのでサイズが不安な方はこちらから利用しても良いかもしれません。
レンタル料とも言える安心サポート料が1,100円発生します。
こちらではこのようなサポートを受けることができます。
この仕組みのお陰で多くのサポートを受けることができます。
また、コーヒーをよく飲むオフィスの場合はコーヒーマシンと一体化している「アクアウィズ」でも良いかもしれません。
アクアクララの公式サイトはこちらから
3.飲食店などの店舗で設置するサーバー
アルピナウォーター:エコサーバー
※料金は全て税込です。
・エコモードで電力を大幅カット
・4年ごとに無料メンテナンス
・北アルプスの天然水を使ったピュアウォーター
・水の代金が他メーカーと比べお得
アルピナウォーターのウォーターサーバーは3種類取り扱っており、「スタンダードサーバー、エコサーバー、水素水サーバー」から選ぶことができます。
その中でも今回おすすめしたいのはエコサーバーになっております。
エコサーバーの機能の特徴は2つあり、エコモードを利用することで消費電力がスタンダードサーバーよりも42%の省エネが出来ます。電気代は約650円~となっています。
もう1つの特徴は自動内部クリーニングで常に清潔な状態を維持することが出来ます。また4年に1度サーバー本体を丸ごと交換してもらうことが出来るのも良いですね。
配送地域は以下の画像のようになっています。
関東を中心に提供しているので配送料が無料のエリアは関東のみですが、配送料を払うことで全国で利用することができます。
水に関しても北アルプスから採水した原水を、RO膜を使いろ過していたピュアウォーターなので料理の味を変えることなく利用出来るので、飲食店での料理や飲み物の用途で使う場合にも適しているでしょう。
アルピナウォーターの公式サイトはこちらから
https://www.alpina-water.co.jp/
4.病院やクリニックなど、不特定多数の方が利用するサーバー
クリクラ:クリクラ省エネサーバー
※料金は全て税込です。
・電気代を最大58%削減できる!
・他社と比べた際に衛生面がバッチリ
・継続するだけ累計コストを抑えることが出来る
クリクラの省エネサーバーは、通常のサーバーよりも保温機能に優れており電気代を最大58%削減することができます。
衛生面に関してもクリクラでは1年に1回メンテナンスを行ってくれます。(450円(税込)
専門のスタッフが設置場所まで直接訪問をし、洗浄済みのサーバーと交換をします。
また、省エネサーバーで採用されているフィルターは工場のクリーンルームなどでも使用されている「HEPAフィルター」を使用しているので、サーバー内に空気中のゴミや粉塵を防ぐ事が出来ます。
レンタル料は発生しないのですが初回設置時に7,700円発生します。
その後はレンタル料などが発生しないので長く使えば使うほど累計コストは低くなるのは魅力的ですね。
クリクラの公式サイトはこちらから
5.デザインにこだわられているサーバー
フレシャス:フレシャスdewo
※料金は全て税込です。
・デザイン性が高さが魅力
・3種類の天然水から選ぶことが可能
・コストを抑えながらも非常に多機能
フレシャスからフレシャスdewoのご紹介です。
こちらのウォーターサーバーは見た目からも分かるようにデザイン性が非常に高いものとなっています。
画像で紹介をしているのは一般的な設置するタイプのウォーターサーバーですが「dewo mini」という名前の卓上にも置けるデザインの物もあります。
インテリアにもこだわりたい場合には非常に良いウォーターサーバーになっています。
天然水は3種類の中から選ぶことが出来、「山梨県富士吉田市」、「静岡県富士宮市」、「長野県木曽郡木曽町」になっています。
それぞれ含まれているミネラルや硬度、味わいなどが違ってくるので好みに合わせて選べるのは良いですね。
最後に機能面についてですが、一般的な温水、冷水にチャイルドロック機能の他にも様々な便利な工夫がされています。
例えば、ボトル交換の際には本体の上部にボトルを設置しボタンを押すだけで簡単設置出来るのでわざわざ特定の場所にはめる必要などがありません。
ボタンも直感的に分かりやすいように配置されている点や、温水をサーバー内で循環させることで衛生状態を保つ「フレッシュ機能」が付いています。
鍋などの大きいものにも直接注げる、ワイドなトレイにもなっているので利用する上で不便に感じることは無いはずです。
フレシャスではこの他に、コーヒーメーカー機能の付いている「slat+カフェ」もあります。
フレシャスの公式サイトはこちらから
値段で比較するならどのメーカーがいいの?
ここまで法人向けのウォーターサーバーを紹介していきましたが、実際値段だけで見た場合はどのメーカーのウォーターサーバーが安くなるのでしょうか。
改めて値段だけに注目して見てみましょう。
※料金は全て税込です。
このような結果になりました。値段だけで見た場合はクリクラのウォーターサーバーが一番安くなりますね。
初回設置費用なども発生しますし、目的に合わせたウォーターサーバーを選ぶべきですが是非参考にしてください!
法人向けウォーターサーバーでよくある質問
質問:ウォーターサーバーは自分で設置するひつようがあるの?
回答:
これはメーカーによって異なるのですが、「アクアクララ」の場合は有料会員サービスに申し込めば専用スタッフがサーバーを設置する場合もあります。
「フレシャス」のような利用者自身で設置を行わなければならないメーカーや、「クリクラ」は無料お試しキャンペーンを利用すると専用のスタッフがサーバーとボトルを設置してもらえる場合もあります。
キャンペーンを利用することで設置してもらえ、契約しなかった場合でも無料でサーバーとボトルを回収してもらうことが出来ます。
質問:複数台設置することは出来るの?
回答:
これはメーカーによって異なります。
「クリクラ」や「フレシャス」の場合は1契約につき1台のみのレンタルであったり、2台目は別のメーカーからレンタルする必要がある場合もあります。
予め複数台設置するのであれば、「サントリー」のような法人に対応しているメーカーを選択するのが良いと思います。
設置する場所が違えば用途も変わると思うので、それぞれ別のメーカーから契約した方が使い勝手が良いパターンもあると思います。
目的に合わせて適切なサーバー選びをましょう。
質問:お試しレンタル出来るメーカーはどこがあるの?
回答:
「クリクラ」と「アクアクララ」などが、お試しレンタルを行っています。
無料期間はそれぞれのメーカーで異なっているので、利用する際は事前に確認しておきましょう。
基本的にはどのメーカーも電話やホームページで対応をしています。
申し込み後は専用のスタッフがオフィスを訪問し、サーバーの説明をしてもらえるので自分で何かする必要はありません。
無料の場合はレンタルできるサーバーの種類にも制限がある場合があるので注意しましょう。
質問:ウォーターサーバーのメンテナンスは自分たちでするの?
回答:
多くのメーカーでは自分でメンテナンスを行う必要があります。
しかし、「アクアクララ」や「アルピナウォーター」のように定期的にメンテナンスサービスを実施しているメーカーもあります。
それに対して、メンテナンスは有料である場合や、そのようなサービスを実施していない場合もあります。
衛生面を気にする場合はメンテナンスサービスの充実しているメーカーから選ぶと良いと思います。
まとめ
今回は法人向けのウォーターサーバーを5つ紹介しました。
本記事のポイントはこの3つです。
・ウォーターサーバーは利用したい条件に応じて選ぶべき
・4人当たり12Lを20日で消化すると計算しやすい
・複数台設置する場合はエコなサーバーを選ぶとよりお得になります。
この3つですね。
本記事を参考に是非条件に合ったウォーターサーバーを見つけてください。