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目次

ITパスポートで簡単に合格するためには?!

 

ITパスポート、通称Iパス。

これは国家試験である情報処理技術者試験の1つの科目で「ITを利用する人で、尚且つ全ての社会人」を対象としている試験です。

他の国家試験と比べると比較的取りやすいのがこのITパスポート。この資格を取得する事はある程度の「ITの基本的な知識を持っている」ということの証明になります。

しかし、比較的に取りやすいといっても国家試験となっているため出題範囲が広く、全てを知識として取り入れるためには膨大な時間が必要となってしまいます。

ここではそんなITパスポートを簡単に合格できるような、そんな勉強方法を書いていきたいと思います。

 

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対Iパス攻略方法

 

では早速、ITパスポートの攻略方法について説明していきます。

「資格取得のために何をすれば良いの?」と聞くと大半の人は「勉強する事」と言ってくるでしょう。確かに勉強する事はとても大切なことです。

しかしそれでは不十分で

「挫折することなく最後まで学習すること」

が資格取得に向けて一番大切なことなのです。

何を当たり前なことを……?と思うかも知れませんがこれが結構大切で、最後まで継続的に取り組むこと自体が難しいのです。また、ITパスポートは前述したとおり試験の範囲が広いため、最後まで取り組む、というのが肝になってきます。

 

ただ、ITパスポートの試験合格ラインは6割と他の試験と比べると低い数値です。全ての知識を得ずとも合格できる可能性は十分にあります。

知識は合格した後からでも深掘りすることができるため、まずは「一番簡単に、確実に合格できる」用にしていくことが大事なのです。

 

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ITパスポート試験の詳細

 

120分、100問、4択

 

この3つを聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

そうこれはそれぞれ、ITパスポートの試験時間、問題数、出題形式です。

ITパスポートは2時間の中で4択の問題を計100問解いていく試験です。

内容としては「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の計3つの分野から出題されます。

 

 

テクノロジ系

 

全体の約半分、45問程度が出題されます。

これは私たちが日常的に使っているコンピュータやネットワーク、データベース、セキュリティなどコンピュータ技術に関わる知識が問われる分野です。

 

マネジメント系

 

全体の約2割、20問程度が出題される分野です。

具体的にはシステム開発の流れ、代表的な開発手法の他、開発スケジュール管理などプロジェクトマネジメントに関わる知識が問われる分野となっています。

 

 

ストラテジ系

 

全体の約3割、35問程度が出題される分野です。

経営戦略やシステム戦略、法律に関わる知識が問われる分野となっています。

 

ITの試験ですがこのストラテジ系は法律や経営戦略が問われます。それは一体何故か。理由としては「技術に関する知識だけではビジネスで有効活用できないから」です。

技術を知っているから、でできるのであればこの社会はもっと簡単に回っているはずです。しかしそう簡単に回っていないのが現状であり、経営に関する知識も必要となっているため、ITパスポート試験に組み込まれているのです。

 

また、この分野は出題が35問と比較的に多く、旬のワードが良く出題される傾向があります。今の世の中を知る、という部分において重要とされているため、受験者には避けられない分野となっています。

 

 

分野を意識する

 

前の項目を見てください。それぞれ45問、20問、35問程度と出題数を書いてきました。これが何の意味があるのか、分かりますか?

 

先にITパスポートは

6割とれれば合格できと書きましたが、実際はそうではありません。

全体で6割、なおかつそれぞれの分野で3割以上点を取らなければならないのです。

具体的にいうと

テクノロジ系→15問

マネジメント系→7問

ストラテジ系→12問

と最低正解ラインはこれくらいになります。

全体で6割得点することができても、各分野の1つに3割以下の得点があった場合、不合格になってしまうのです。

だからこそ、各分野はバランス良く勉強する必要がある、というわけです。

 

受験方法は?

 

では試験はどうやって受けるのか、ということについて書いていきます。

試験は普通の検定試験で行われるような筆記やマークシートではなく、CBT方式と呼ばれる方式で行われます。

簡単に言えば、パソコンで行われる試験です。パソコンの画面に表示される問題をマウスを使ってポチポチと応えていくような感じで行われます。実にITパスポート試験って感じがしますよね?

問題数が100問と多いため、時間との勝負になっていきます。このCBTでの解答方式でもたついてしまっていると時間オーバーで不合格になってしまう可能性もなきにしもあらず。

また、一応分からない問題、難しい問題は後回しにできるのですが、用紙と違い、チェックなど後で見直すためのツールはありません。

後で解こうとして忘れてしまう、ということもあります。そこで役に立つのが試験会場で渡されるメモ用紙。計算問題を解くために渡されるものですが、後で解こうと思った問題を記入しておくことで、解き忘れを回避できるのではないかと思います!

 

簡単に合格するためには……

 

最後まで学習!

 

試験では一番大切なことなのですが、ITパスポートでは更に大切になってきます。ITパスポート試験では全体の6割以上尚且つ各分野では3割を得点する必要があるため最後まで取り組むということは重要です。

満点を目指して取り組むことはとても素晴らしいことですが、試験を受ける前に燃え尽きてしまう人が大多数です。せっかく取り組み始めた学習を途中で止めてしまうのはとても非常に勿体ない!また、資格を取ろうという気持ちも勿体ない!!

だからこそ、最後まで取り組むために、最短で学習を終えることを目指していきましょう。

だらだらとしない

 

勉強に必要なこと、それはメリハリです。日常生活でも常に全力で取り組んでいる人なんてそうそういません。息を抜くところは抜き、詰めるときは詰める。そういった取り組み方で身につきやすくなります。

また、だらだらと出題頻度の低い問題を学習するより、出題頻度の高い問題を重点的に学習することで合格ラインにぐっと近付くと思いませんか?それもメリハリの1つで、重点的に学習する部分、簡易的に学習する部分と分類していければ正答率もぐんと上がり、合格するための1歩になるのではないでしょうか?

 

ITパスポートの最近の出題傾向はセキュリティやAIなど最新のワードに関する出題が増加しています。できれば重点的に学習する部分に最近の話題に含まれそうなものも抑えておければ安心です。

どの分野が、どのように出題される?

 

学校の定期テストで時々ある「そのまんま問題」。教科書に出てきているものをそのまま使うような、そんな定期テストがありますよね?

しかしITパスポートはそうはいきません。言葉巧みに問題文を変えてきて、参考書に書いてあるままの文章で登場することはほとんどありません。

だからこそ、「どこの分野が問われている」のかに付け加えて「どのように問われているのか」をきちんと把握していった方がより得点がしやすくなります。

用語解説をそのまま覚えるのではなく、用語自体の意味を理解することで間違いを回避することもできます。

効率よく、覚えなければいけない用語を勉強していきましょう!

CBT方式試験に慣れよう!

 

パソコンでの受験となります。だからこそ慣れずに時間を取ってしまい、全問解ききれずに時間オーバーとなってしまう可能性はあります。だからこそ、試験の前にそういった操作に慣れておく必要があるのです。

私が使っていた「ITパスポート過去問道場」というサイトがあります。そこでは受験本番で使われるCBT方式が使われており、またその名の通り過去問を解くことができます。分野に絞って取り組めたり、実際の試験通りに問題を解いたりする事が出来ます。

ITパスポートを受ける前に是非「ITパスポート過去問道場」を利用してみてください!無料で受けることができるのでおすすめです!

問題を解く力を身につける

 

今まで勉強する方法を書いてきましたが、解く力も必要となってきます。

前の項目でおすすめした「過去問道場」で問題文に触れることで読み解く力、制限時間内に100問解くペース配分も身につけることが可能です。

これらに取り組むことができたら、合格は目の前になります!!

当日の対策

 

時間配分

 

これはもう言わずもがなですね。100問を120分で回答します。簡単に考えると1問につき約1分。難しい問題、分からない問題に躓いてしまうと時間がどんどん押してきます。そのためまずは分かる問題から解いていくようにしましょう。その際に、飛ばした問題は用紙に記入しておくと後での見返しが楽です。

 

 

とりあえず全部記入!

 

4択の選択問題であるため、分からなくても解答するようにしましょう。当てずっぽうでも確率は25%。運が良ければ当たる確率です。

 

見直し

 

全部の解答を埋めたら、時間に余裕があれば1度見直してみてください。分からなくて当てずっぽうにしたままのものも後から分かる、なんてこともありますし、1度全部埋めたから焦りがなくなり、間違ってチェックを押している部分があるかも知れません。単純なミスで合格が遠のいてしまうことだってあるので、見直しは是非してください。

 

今度は下記でITパスポート試験に向けたおすすめテキストを紹介していきます。

ITパスポート試験におすすめのテキスト

ここでは、数あるITパスポート試験対策用のテキストの中から特におすすめのテキストを紹介していきます。

栢木先生のITパスポート教室

 

令和03年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室

 

この、栢木先生のITパスポート教室は書籍の帯に「103万人が選んだ教科書」と書いてあるように、毎年多くの受験者に読まれている参考書です。

テキストの中でも図を使った解説やイラスト分けを利用した分かりやすい解説が行われており、各章の終わりには問題演習を行う事もできるようになっており、インプットとアウトプットが同時にできるようになっています。

更に、アルファベットで書かれた用語は日本語で読み方を記載しておりますので読み方を調べたりする手間がかかりません。

IT系の知識にこれまで全く縁がなく、これから学習する人の気持ちに寄り添ったテキストだと言えます。

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート

 

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和03年 (情報処理技術者試験)

 

 

この、キタミ式イラストIT塾は全体的に学習漫画のような書き方がされており、難解なIT用語を暑かったりしているにもかかわらず、スラスラと読みやすいのが特徴です。

おすすめ書籍の例に漏れず、過去問を掲載しているためインプットと同時にアウトプットを行い知識の定着をしっかりと確認しながら進める事ができます。

上記の「栢木先生のITパスポート教室」よりも更にイラストが多く活用されているため、活字を読んで学習するのが苦手だという方や、本当に読み進めやすいテキストを求めている方にもおすすめです。

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

【令和3年度】 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

このテキストは出題範囲の広いITパスポート試験の中から、試験に出てくる重要なポイントに絞って重点的に解説をしているため、無駄なく短期間で合格を目指したい人におすすめの書籍です。

重要なポイントだけだから穴があると言ったこともなく、しっかりと基本知識を身につける事が出来る非常に良い書籍です。

重要用語を暗記するためのページもあるため、コツコツと隙間時間を使って暗記をする時にも非常に良い使い方ができるでしょう。

受験の申し込み方法

 

日程

 

試験会場は全国にあります。試験会場が随時実施する日程に合わせて自由に選択することが可能です。実施する日の3ヶ月前~前日の正午まで申し込みが可能です。ただ気をつけておいて欲しいのが、受験料の支払い方法によっては5日前までのところもありますので、余裕を持って日程を決めていた方が良いですね

 

申し込み方法

 

公式ホームページから申し込みを行うことが可能です。事前に利用者IDを入手しておく必要があります。利用者IDを登録する事によって、受験の申し込み、確認票、領収書のダウンロード、試験会場や日程の変更、過去受験した試験結果を見る事ができます。

登録する際には有効なメールアドレスが必要となりますが、詳しくは公式ホームーページに説明が載っていますのでよく読んでから申し込みをしてくださいね!

 

・受験料  5,700円

・問い合わせ先

ITパスポート試験コールセンター

電話:03-6204-2098

メール:call-center@cbt.jitec.ipa.go.jp

ホームページ:https://www.jitec.ipa.go.jp/

 

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