
目次
Outlookの3つのログイン・サインイン方法
- Outlookはマイクロソフト社のメールソフト
- Web版、Office版、モバイル版がある
- サインインにはマイクロソフトアカウントが必要
Outlook.com(旧:Hot mail)からOutlook on the web(旧:Outlook Web App)へのログイン・サインイン
Outlookは元々はHot mailでした。2013年にHot mailのサービスは終了しましたが、現在も後継の@hotmail.comのドメインは利用できます。Outlook on the webはOutlook.comと同意で、インストールが不要の、無料で使えるWebバージョンです。 すでにマイクロソフトアカウントを持っていることを前提に、サインインの方法を説明します。
サインインページよりメールアドレスまたは電話番号を入力
まずは、Outlookのサインインページを開きます。そしてページの右上にある「サインイン」をクリックします。 メールアドレスもしくは電話番号の入力が求められるので、自分にとって都合のよい方を入力してください。
サインインページ:https://outlook.live.com/owa/

パスワードを入力しサインイン
続いてパスワードを入力します。サインインの状態をキープしたいなら、「サインインしたままにする」のチェックボックスをクリックしておいてください。 「サインイン」をクリックすれば完了です。「セキュリティ状態は問題ありませんか?」というポップアップが出てくることがありますが、入力した連絡先に問題なければ「問題ありません」をクリックしてください。必要であれば登録している連絡先を変更することもできます。

PCのOfficeアプリケーションからサインイン・ログイン
では、PCのOfficeアプリケーションからサインイン・ログインするにはどうすればよいのでしょうか。 OutlookはWeb版だけでなく、PCにインストールするOfficeアプリケーションもあります。サインインするために、まずPCにOfficeアプリケーション版のOutlookをインストールしておいてください。
メールアドレスを入力し詳細設定でアカウントを設定、接続
Outlookのインストール後アイコンをクリックし、Outlookを開きます。トップ画面にメールアドレスを入力した後「詳細設定」をクリックします。 メールアドレス入力欄の下の「詳細設定」をクリックし、「自分で自分のアカウントを手動で設定」のボックスにチェックを入れます。その後、画面中央にある「接続」をクリックしてください。

パスワードを入力し本人確認を行う
「接続」をクリックした後、Outlook.comやGoogle、Exchangeなどアカウントのオプションが表示されます。自分が利用するアカウントにあてはまるものをクリックしてください。 その次のページでパスワードを入力します。その後、PCによっては「Windows Hello」への対応を求められます。Windows Helloは指紋認証・顔認証機能です。Windows Helloの利用を求める画面が出てきたら「OK」をクリックしてください。

Exchangeアカウントの設定で過去のメールのダウンロード期間を設定
その後、「Exchangeアカウントの設定」の画面に切り替わります。Exchangeアカウントを設定することで、過去のメールのダウンロード期間を指定することができます。画面の中央に横棒が現れるので、アイコンを左右にスライドすることで期間を選ぶことができます。 Outlook上で1年前のメールまで見る必要があるなら1年、直近1か月のみなら1か月、と自分の都合のよい期間で設定してください。

「アカウントが正常に追加されました」と表示
Exchangeアカウントの設定後、「アカウントが正常に追加されました」と表示されれば、サインイン作業は終わりです。画面下部の「完了」タブをクリックすれば、Outlookのメールボックスに画面が移行します。 「Outlook Mobileをスマートフォンにも設定する」のボックスがあります。Outlookをスマートフォンで使うつもりなら、ボックスをクリックしておいてください。

iPhoneやiPadからOutlookアプリにサインイン・ログインする
iPhoneやiPad向けにOutlookアプリもリリースされています。iPhoneやiPadからサインイン・ログインするにはどうすればよいのでしょうか。 まずは、Outlookアプリをお持ちのiPhoneもしくはiPadにダウンロードしてください。下記でサインインの方法を説明します。
Outlook.comアカウントのメールアドレスを入力しアカウントを追加
Outlookアプリのインストールの完了後、Outlookのアイコンをタップします。 サインインのためにOutlook.comアカウントの認証が求められるので、登録しているメールアドレスを入力してください。

パスワードを入力しサインイン
メールアドレスを入力すると、パスワードを求められます。パスワードを入力すればサインインが完了します。 iPhone やiPadのOutlookアプリもPC版のOutlookと同期しているので、違和感なく使うことができます。

Outlookログイン時のトラブル
Outlookのログインにはどのようなトラブルがあるのでしょうか。 以下ではよくあるOutlookのログイントラブルやその解決方法を紹介するので、Outlookの操作に困った時は参考にしてください。
パスワードを忘れた場合、パスワードをリセットできる
サインインパスワードを忘れても、パスワードをリセットすることができます。ますは、WebのOutlookのトップページを開きます。パスワードの入力画面で「パスワードを忘れた場合」をクリックすると、本人確認画面に移ります。 登録しているメールアドレスにコードが送られます。コードを入力すると本人確認が完了し、パスワードを再設定することができます。

サインインできないのはアカウントブロックや移行中の可能性あり
Outlookにサインインできない場合、アカウントがブロックや移行中である可能性が考えられます。 アカウントがブロックされている場合は「アカウントの回復」ページから設定します。登録しているメールアドレスか電話番号を入力し、本人確認を行います。本人確認が完了するとアカウントが再度アクティベートされます。
アカウント回復ページ:https://account.live.com/ResetPassword.aspx

Outlook.comのサインイン・ログイン履歴を確認できる
「自分のアカウントへの不正なサインインがあったのでは」と思うことがあるかもしれません。そんな時のため、Outlook.comではサインインの履歴を確認できます。 サインイン履歴の確認はマイクロソフトのアカウントページから行います。サインイン用のメールアドレスまたは電話番号とパスワードを入力し、「アクティビティの履歴」をクリックします。次のページで本人確認を完了すれば、過去30日のサインイン履歴が表示されます。
マイクロソフトアカウント管理ページ:https://account.microsoft.com/account/Account?refd=login.live.com&ru=https%3A%2F%2Faccount.microsoft.com%2F%3Frefd%3Dlogin.live.com&destrt=home-index

Outlookのサインアウト・ログアウト方法
では、Outlookからサインアウトしたい時にはどうすればよいのでしょうか。 複数のメールアドレスを持っていると、アカウントの切り替えが必要です。サインアウトは簡単なので、Outlookで複数のアカウントを使い分けることは容易だと言えます。ただし、サインアウトできるのはWeb版のOutlook.comのみです。
サインアウトはアカウント画像をクリック
Outlook.comでは画面のサイドバーにアカウントが表示されています。アカウントの画像をクリックすると、「サインアウト」の文字が現れます。「サインアウト」をクリックすればサインアウトが完了します。 再度Outlook.comを開くとサインインを求められるので、このタイミングでアカウントを切り替えることができます。Office版のOutlookではサインアウトができないので、サインアウトしたいなら一度Outlookアプリケーションをアンインストールしなければなりません。

再サインインで自動サインイン設定を変更が可能
再度Outlook.comにサインインをする際、メールアドレスもしくは電話番号を入力した後、パスワードの認証画面が現れます。 「サインインしたままにする」というチェックボックスが出てくるので、ここにチェックを入れておくと次回から自動的にサインインされます。アカウントが1つしかなく切り替える必要がないなら、チェックを入れておくと毎回のサインインの手間を省くことができます。
