面接で注意すべき点
中学受験において面接は参考程度と捉えるのが一般的でした。ところがマスコミの報道や少子高齢化などの要因で、受験生が増えることに比例して面接の重要度が増しています。 もちろんボーダーライン上の受験生にとっては成否に直結しますから、しっかりと対策することは必須です。以下で面接において特に注意すべき点を紹介します。
態度や言葉遣い
面接の基本は態度と言葉遣いです。しかし肝に銘じておきたいのは、いくら練習しても日頃から意識しておかないと面接官には簡単に見破られるということです。 多くの人は大丈夫と思いがちですが、誰もが会場に行くと緊張します。いくら練習していても元々の気質は現れるものですし、それを見逃さないのが面接官です。 つまり面接は直前の練習と対策だけでは対応することはできません。言い換えれば日常生活において適切な言葉遣いを実践し、規則正しい生活を送ることこそ有効な対策です。
服装
面接では服装にも気をつけたいものです。あくまでも中学受験ですからドレスアップして臨む必要はありません。小学校の制服があるならそれが最適な服装だといえます。 服装で意識したいのは着方です。例えばシャツの襟が汚れている、ズボンからシャツが出ている、髪がボサボサだとだらしないと評価されます。 キーワードは清潔感です。見た目に清潔感が感じられ、面接官に身だしなみができているとか生活態度が良いと思われれば、大きく評価を崩すことはありません。
面接に適した服装
中学受験の面接は主に個人、集団、保護者同伴の3パターンがあります。受験生の服装については前項で紹介しましたが、保護者同伴の場合親の服装については悩ましいもの す。 基本は就活スタイルで揃えます。男性、女性問わずグレーもしくは濃紺のスーツ、シャツもしくはブラウスはホワイトを選びましょう。男性の場合だとネクタイは必須です。 女性の場合メイクは控え目にすること、スカート丈は膝下のものを選ぶと良いでしょう。面接に親は関係ないと思いがちですが、面接官は家庭環境を重視しますので無難なスタイルが鉄則です。