
目次
ウォーターサーバーのお湯は何度なの?お湯に関する疑問を集めてみました!
ウォーターサーバーには冷水だけではなく、温水も使うことが出来ます。
そんな温水は一体どのくらいの温度のお湯なのでしょうか?
今回はそんなウォーターサーバーのお湯についての疑問についてまとめてきました。
「一体どういう仕組みでお湯が作られているのか」や「何を作るのに最適な温度になっている」のかなど、基本的な疑問からそのお湯の使い道などをご紹介します。
本記事ではウォーターサーバーでのお湯の温度に関する知識、「白湯、カップめん、ミルク作り、料理」など食用に向いているのかも解説していきます。
ウォーターサーバーのお湯は何度に設定されてるの?
ウォーターサーバーの温水は基本的に80℃から90℃に設定されています。
細かい温度ではメーカー毎に違いはあるものの、どのウォーターサーバーでもこの程度の温度です。
ただし一部のウォーターサーバーでは、通常の温水よりも低いお湯に設定することが出来ます。
例を挙げるとアクアクララのウォーターサーバーは通常のお湯と省エネ運転時は70℃から75℃のお湯で使い分けることが出来ます。
赤ちゃんのミルクや白湯のように通常の温水ではなく冷水と温水の中間のものを飲むためにウォーターサーバーを利用するなら、エコモードや省エネ運転の搭載されているウォーターサーバーを選ぶことがおすすめです。
ウォーターサーバーのエコモードでは60℃から70℃前後なので、冷水を足すことで目的の温度の水を作ることが出来ます。
これは温水でも同じことが出来るので「赤ちゃん用のミルク」や「白湯」を作る際には覚えておくと良いです。
お湯の温度は機種によってどれくらい違うの?
ここまでウォーターサーバーの温水の紹介をしてきましたが「ウォーターサーバーのお湯はメーカーによってどれくらい違うの?」という疑問が浮かんだと思います。
実際に3つのウォーターサーバーをピックアップしてきました。
お湯の温度のほかにも月額料金の違いやウォーターサーバー本体のデザインなどと一緒に比べて見てください。
メーカー/機種 | コスモウォーター
Smartプラス |
フレシャス
slat |
サントリー
サントリー天然水 ウォーターサーバー |
商品デザイン | ![]() |
![]() |
![]() |
お湯の温度 | 通常:80~90℃ | 通常モード:80〜85℃
エコモード:70〜75℃ ↑ミルク作りに最適 |
通常モード:85-92℃
弱温モード:70-75℃ ↑ミルク作りに最適 |
月額費用
(24L注文時) |
4,104円(税込) | 5,187円(税込) | 4,507円(税込) |
公式サイト | https://www.cosmowater.com/ | https://www.frecious.jp/ | https://www.suntoryws.com/ |
このようになっています、ミルク作りもしたいならなば費用も考えるとサントリー天然水ウォーターサーバーが大変お得ですね。
カップ麺やコーヒーの適正温度はどれくらい?
ここまででウォーターサーバーのお湯の温度が80℃から90℃前後だということが分かりましたね。
お湯は日常生活で色々な使い道がありますが、それぞれの用途にはどのくらい適している温度なのでしょうか。
ここからはそれぞれの用途でどの程度ウォーターサーバーのお湯が合っているのかを調べてきました。
カップ麺の適正温度はいくつ?
カップラーメンの適正温度は沸騰させたばかりの水で概ね100℃弱の温度になっています。
そのため通常のウォーターサーバーでは温度が足りないため、麺が一番良い味にならずに食味が落ちてしまいます。
そのためカップラーメンのお湯が必要な場合は温水を加熱し沸騰させるか「リヒート」昨日の付いているウォーターサーバーを利用することでカップラーメンに適したお湯を用意することが出来ます。
リヒート機能が付いているウォーターサーバーはアクアクララの「アクア・アドバンス」などがあります。
こちらは再加熱する際に通常モードで90秒程度、省エネモードでは6分程度掛かります。
ウォーターサーバーのリヒート機能では最高峰なので非常ににおすすめです。
アクアクララの「アクア・アドバンス」の公式サイトはこちらから
https://www.aquaclara.co.jp/product/server/advance/
粉末スープの適正温度はいくつ?
粉末スープの調理にはカップ麺と同じく100℃程度の熱湯が必要になります。
先ほどと同じようにウォーターサーバーのお湯では温度が足りないので、粉末スープが溶けきれずにダマになってしまいます。
本来の味がでないので先ほどのようにリヒート機能の付いているウォーターサーバーがおすすめです。
リヒート機能が付いているウォーターサーバーはアクアクララの「アクア・アドバンス」などがあります。
こちらは再加熱する際に通常モードで90秒程度、省エネモードでは6分程度掛かります。
ウォーターサーバーのリヒート機能では最高峰なので非常ににおすすめです。
カラーバリエーションも豊富なので家のデザインにも合わせられます。
アクアクララの「アクア・アドバンス」の公式サイトはこちらから
https://www.aquaclara.co.jp/product/server/advance/
インスタントコーヒーの適正温度はいくつ?
インスタントコーヒーの適正温度は80℃から90℃程度の熱湯が必要になります。
ヤカンなどで沸騰したお湯を使う場合は苦みが、80℃以下のお湯だと酸味が出てしまいます。
そのためインスタントコーヒーを作る時は、熱湯をポットに移す必要などが出てきますが、ウォーターサーバーならば適している温度で出るので手軽に作れます。
この他にもお茶の場合はウォーターサーバーのお湯で丁度良いですが、紅茶の場合は香りが上手く出ないので自分でお湯を沸かした方が良い味わいになります。
1人暮らしやコーヒーをよく飲む方にはお湯を沸かす手間が省けるので非常におすすめです。
また、コーヒーを飲むためにウォーターサーバーを利用するのであればコーヒーメーカーと一体型のものもあります。
アクアクララの「AQUA WITH」が非常におすすめです。
こちらはネスレとの共同開発で生まれたウォーターサーバーでいつでもおいしいコーヒーを飲むことが出来ます。
アクアクララの「アクア・アドバンス」の公式サイトはこちらから
https://www.aquaclara.co.jp/with/
赤ちゃん用の粉ミルクの適正温度はいくつ?
WHOのガイドラインでは、赤ちゃんが飲むミルクの適正温度は70℃以上です。
そのためウォーターサーバーは80℃から90℃の温度なので、ミルクにも使うことが出来ますね。
ミルクづくりに適したウォーターサーバーを選ぶならエコモードの搭載されたウォーターサーバーを選ぶと良いです。
エコモードでは70℃に近い温度になるのでミルク作りの時間を短縮することが出来ます。
赤ちゃん用粉ミルク
哺乳瓶を持っている様子
WHOのガイドラインによると、赤ちゃんが飲むミルクの調乳に推奨されるお湯の温度は70℃以上です。
ウォーターサーバーのお湯の温度は80〜90℃で、ミルク用にも使えるのでお湯を沸かす手間を省けます。
サーバーによっては、エコモードや温度調節機能でミルク用に適温の70〜75℃に設定できる機種もあります。
高い温度で溶かすと冷やす時間がかかりますが、70℃に近いと時短にもなるのでミルク作りに便利です。
ウォーターサーバーを選ぶときは温水タンクの容量を確認しよう
ここまでウォーターサーバーの温度と色々なものの相性を見ていきましたが、多くのお湯を使う場合には温水タンクの量を確認しましょう。
ウォーターサーバーの温水タンクとはそもそもなんなのかというお話ですが、ウォーターサーバーは冷水と温水の2つのタンクがあります。
このタンクはそれぞれ水を冷やすタンクと加熱をする専用のタンクになっています。
この中の水が無くなると継ぎ足して新たにお湯を作り出します。
そのため大きなサーバーであればタンクも大きくなり小型のサーバーだとタンクの容量が少なくなります。
家族でお湯を使う分にはウォーターサーバーのタンクの容量を確認しましょう。
容量が大きくなるとそのための待機時間も長くなるので一度に使いたいお湯の量に余裕を持って選びましょう。
ここでは各サーバーのお湯のタンクの量を紹介していきます。
選ぶときの参考にして見てください。
サーバーの機種 | 温水タンク容量 |
フレシャス デュオ ミニ | 0.9L |
アルピナウォーター エコサーバー | 1.0L |
プレミアムウォーター amadanaスタンダードサーバー | 1.1L |
キララ スマートサーバー | 1.8L |
cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー | 2.0L |
電気ケトルや電気ポットと比較してみた
ここまではお湯の面だけでウォーターサーバーを選んでいましたがその他のお湯を得る手段と比べるとどうなのでしょうか。
ここでは家庭でもお湯を沸かすときに使うことが出来る電気ケトルと電気ポット、ウォーターサーバーの3つを比較してみました。
それぞれの掛かる電気代
電気ケトル | 約180円/月 |
電気ポット | 約240円/月 |
ウォーターサーバー | 約500~1,000円/月 |
当然ですがウォーターサーバーが一番電気代が高いですね。
持ち運びも出来る分小型の電気ケトルはやはり沸かせることの出来るお湯も少ないので電気代が掛かりませんね。
電気ポットとウォーターサーバーの違いは保温できる量の違いですね。
たくさんのお湯を維持することの出来るウォーターサーバーは高性能ですがその分電気代が高くなってしまいますね。
お湯を沸かす速度はどのくらい違う?
電気ポットとウォーターサーバーには保温機能があるので容量分は、お湯を使いたいときにいつでも使えます。
電気ケトルの場合は使う際に沸かす必要があるので1L辺りおおよそ4分半掛かります 。
そのためいつでもすぐにお湯を使いたいのならば電気ケトルかウォーターサーバーの方がおすめです。
ウォーターサーバーの場合は一部の機種では待機時間があるものもあるので選ぶときによく確認しておきましょう。
それぞれの得領
ここまでいろいろな目線で電気ケトル、電気ポットとウォーターサーバーの比較をしてきましたが最後にそれぞれの特徴をまとめました。
それぞれ良い部分がありますがウォーターサーバーが一番高性能になっています。
【電気ケトル】
・電気代が圧倒的に安い
・毎回水を沸騰させるので時間と手間が必要
・細かい温度の設定が出来ない
【電気ポット】
・一度沸かすと保温機能があり、すぐに使える
・細かい温度設定が可能
・電気代が比較的安い
【ウォーターサーバー】
・水道水を使わないため、天然水やRO水を利用出来る。
・お湯と冷水を手軽に使うことが出来る。
・本体が大きく、水のボトルと共に場所を取る
・レンタル代などの費用も含めるとランニングコストが高い
以上がそれぞれの特徴になります。
ウォーターサーバーは便利ですがやはり費用がネックですね。
ウォーターサーバーからお湯が出るのは何故?
ここからはウォーターサーバーのお湯がどのようにして出来ているのか解説していきます。
まずはウォーターサーバーの構造をおさらいしていきます。
ウォーターサーバーのお湯を作る方法は基本的にどのウォーターサーバーでも同じです。
ウォーターサーバーには温水と冷水の2つのタンクがあり、お湯はタンク内に入っている水を金属棒で熱する事で作っています。
お湯の出し方は様々ありますが、レバーやボタンを押すことで任意の量を出すことが出来ます。
使ったお湯はその分タンクに補充され保温されてきます。
毎回沸騰させている訳ではないのですが、多くのお湯を使った際には待機時間があるのが注意です。
ウォーターサーバーでお湯を利用するときの注意事項
ここでの注意事項はお子さんが居る家庭向けのものになっています。
ウォーターサーバーでは、お湯や冷水を出すボタンの1が子どもの手の届くような1になっています。
冷水なら大けがに繋がることは無いのですがお湯がボタンを押すだけで出るのは火傷をしてしまう恐れがあります。
そこでウォーターサーバーのロック機能を使いましょう。
機種によってロックのやり方は豊富で、ダブルロック方式のものや背面にロックを掛けるボタンがあるものなど様々です。
また冷水とお湯で片方だけロックを掛けることも出来ます。
なので水は子どもでも使えるがお湯は出ないようにすることも可能です。
ロック機能でおすすめなのは「コスモウォーター Smartプラス」です。
こちらは3段階のロック機能が付いているので年齢に合わせてロックすることも可能です。
また、デザインも可愛いので小さいお子様にも受け入れやすいと思います。
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「コスモウォーター Smartプラス」の公式サイトはこちらから
長期的にウォーターサーバーを利用しない時の注意点
旅行などで数日家を空けている場合は、電気代を抑えるためにスイッチをオフにしたいと面ますよね。
しかし、ウォーターサーバーのスイッチを切り、放置していると雑菌が繁殖してしまいます。
そのためスイッチを切りたい際にはサーバーの水抜きをしてスイッチをオフにする必要があります。
手間が掛かってしまいますがこのようにすることで安全に利用することが出来ます。
まとめ
本記事ではウォーターサーバーのお湯に関してまとめました。
今回の記事で重要なのは以下のことです。
・ウォーターサーバーのお湯は80℃~90℃程度
・温水タンクの量を確認しよう
・自分の使いたいことにあったウォーターサーバーを選びましょう
特に最後の自分の目的に合ったウォーターサーバーを選ぶことは重要です。
カップ麺や紅茶のためのリヒート機能や、ミルク作りのためのエコモード、コーヒーを飲むためのコーヒーメーカー付のウォーターサーバーなどなど自分の利用したい目的のウォーターサーバー選びの参考になれば幸いです。