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ウォーターサーバーと浄水器、どっちがお得?コストや特徴を比較!
本記事では「日常的に美味しくて安全な水を飲みたい」という方に向けた、浄水器とウォーターサーバーの比較を行っていきます。
水分は生きていく上で毎日取らなければなりません、だからこそより少しでも良いものを安全に飲んでいきたいですよね。
美味しい水を毎日取りたいけど、ウォーターサーバーと浄水器ってどっちの方が美味しい水が出来るのか疑問を持っている方も多いと思います。
本記事では、そんな浄水器とウォーターサーバーを1ヵ月使った時の料金を比較し、それぞれの良い点と悪い点を紹介していきます。
それぞれのおすすめの浄水器や、ウォーターサーバー会社も紹介しますので是非参考にしてみてください。
ウォーターサーバーと浄水器はどんな特徴があるの?
まず初めにウォーターサーバーと浄水器の特徴について解説をしていきたいと思います。
それぞれのメリットとデメリットについて詳しく説明します。
浄水器のメリット・デメリット
(引用:いらすとや、浄水器のイラストより)
特徴、メリット・デメリット
水道水をフィルターに通し、目では分からないようなゴミである不純物やカルキ臭の原因である塩素などの物質を取り除くことが出来ます。
家庭用の浄水器は蛇口に直接取り付けるものが主流になっていて、他にもシンクの下に置くことの出来るアンダーシンク型や持ち運び専用の浄水ポットのようなものもあります。
浄水器は比較的小型なものが多いですが水のろ過の性能はかなり高いです。
一般的な量販店で手軽に購入することが出来、スペースをあまり取らないので気軽に導入することが出来ます。
価格も低価格になっているが、フィルター部分の寿命が短く2~4カ月程度のものが多いです。
また、設置は水回りにすることが多く、メンテナンスを自分でする必要があるのが難点でになっています。
ウォーターサーバーのメリット・デメリット
(引用:いらすとや、ウォーターサーバーのイラストより)
特徴、メリット・デメリット
予めろ過されている天然水を冷水と温水で使うことが出来るので、安心して水を飲むことが出来ます。
ウォーターサーバーの水のボトルは定期的に購入する必要があり、ボトルを交換する必要があります。
ボトルの種類は様々あり、天然水から水素水、炭酸水まで取り扱っている場合もあります。
電力で動いているのでコンセントがあれば家のどこにでも置くことが出来ます。
今話題の災害時であった場合も水は備蓄水として使えるのが魅力的ですね。
一番のデメリットといっても過言ではないのが、水の代金の他にも電気代やウォーターサーバーのレンタル代が掛かってしまうので浄水器を購入したほうが安くなってしまいます。
また、一定以上の設置スペースが必要になり、ボトルの交換作業も高齢者や女性の方はかなり大変です。
ぶっちゃけウォーターサーバーと浄水器のコストはどれくらい違うの?
続いて浄水器とウォーターサーバーの1ヵ月辺りのコストを比較していきます。
先ほどの特徴、メリット・デメリットでは「浄水器が安く、ウォーターサーバーのがコストが掛かる」という前置きをさせていただきました。
それぞれを比較した表がこのようになります。
浄水器は蛇口直結型のもので比較しています。
浄水器 | ウォーターサーバー | |
初期費用 | 数千円~20,000円 | 無料~7,000円 |
レンタル代(月額) | 無料 | 無料~1,000円 |
水代(24Lの場合) | 6円(水道代) | 2,400~4,400円(水ボトル代) |
電気代(月額) | 無料 | 500円~1,000円 |
合計 | 数千円~20,006円
(初期のみかかる費用、 翌月からは水道代のみ) |
3,000円~5,620円
(毎月かかる費用) |
この料金を見ると、浄水器は本体を購入すれば水道水で使用可能ですが、ウォーターサーバーは電気代や水代など継続的にお金が掛かってしまいます。
このことから「浄水器は水道水で手軽に使える」、「ウォーターサーバーはコストは掛かるが宅配水で便利」という特徴になっています。
ここまで解説していきましたが正直「コスト面」や「機能性」、「ウォーターサーバーとボトルの設置スペース」などなど、それぞれの価値観でどちらが合うのかが変わっていきます。
ここからは浄水器とウォーターサーバーがそれぞれどんな人におすすめしたいのかについて解説していきます。
どんな人がウォーターサーバーと浄水器のどっちを選んだ方が良い?
先ほどまで解説していた「浄水器は水道水で手軽に使える」、「ウォーターサーバーはコストは掛かるが宅配水で便利」という2点以外でのおすすめポイントについて解説していきます。
まずは浄水器からしていきます。
浄水器はこんな人におすすめ
低コストで気軽に導入したい
設置スペースを考えたくない
水道代以外で水にお金を出したくない
この3点になっていきます。
それぞれ解説します。
低コストで気軽に導入したい
浄水器の魅力はなんといっても手軽さにあります。ウォーターサーバーと比べると低価格なのはもちろん導入する際も自分1人で行うことが出来ます。
家電量販店に行って自分で見比べて購入することも出来るのも良いポイントですね。
「お金をあまりかけないでお水を飲みたい」「自分の目で見て製品を選びたい」と考えている人には、浄水器がおすすめです。
設置するスペースを考えたくない
浄水器は何と言ってもコンパクトの一言につきますね。主流なのは蛇口に取り付けるタイプなのですが、最初にも紹介したようにシンクの下に置くことの出来るアンダーシンク型や持ち運び専用の浄水ポットのように、どのタイプであったとしても普段から設置しているスペースを意識するようなものではありません。
部屋に家電をあまり置きたくない場合や、ウォーターサーバーを導入することで部屋に圧迫感が出てしまう場合は浄水器がおすすめです。
「家電で設置スペースを考えたくない人」「ウォーターサーバー程では無いが良い水を飲みたい」と考えている人には、浄水器がおすすめです。
水の代金を気にせず水を使いたい人
浄水器ではろ過するための水は水道水を使用します。
そのため水道水は1L辺り約0.24円となっているのでウォーターサーバーのボトルと比べると圧倒的に安いですよね。
それでいて綺麗な水を飲むことが出来ます。
「水の代金をあまり意識したくない」「とりあえず綺麗な水が飲みたい」と考えている人には、浄水器がおすすめです。
ウォーターサーバーはこんな人におすすめ
お湯を頻繁に使いたい人
水の味にこだわって飲みたい人
小さい子供やペットに安全な水を提供したい人
お湯を頻繁に使いたい人
コーヒーや紅茶など毎朝お湯を沸かしている人や仕事から帰って来てすぐにカップラーメンやちょっとしたスープを飲みたい時にはウォーターサーバーがあればすぐにお湯を出すことが出来ます。
一般的にウォーターサーバーのお湯は80~90℃に設定されていることが多く、コーヒーやお茶をいれるのに適した温度になっているのも魅力ですね。
「お湯を沸かすことがおっくう」「水だけではなくお湯も使いたい」と考えている人には、ウォーターサーバーがおすすめです。
水の味にこだわって飲みたい人
浄水器でいくら綺麗になったとは言っても水道水を飲みたくない、水道水では味わいがないと考えている方はぜひウォーターサーバーを利用しましょう。
ただのおいしい天然水やろ過水なのではなく冷えている状態なので味はより一層美味しく感じられるはずです。
「天然水、ろ過水をお家で気軽に飲みたい」「冷えている水をいつでも飲みたい」と考えている人には、ウォーターサーバーがおすすめです。
小さい子供やペットに安全な水を提供したい人
子供やペットが飲んでいる水は安全なものがいいですよね。
ペットの場合は獣医師に相談する必要がありますが基本的にはペットもウォーターサーバーの水を与えても問題ありません。
ウォーターサーバーは各社がそれぞれ厳しい品質基準と水質基準を行った上で出荷を行っているのでかなり安全な水になっています。
またウォーターサーバー本体にも除菌するシステムが付いている機種もあり、清潔な状態になっております。
「安全な水を飲めるようにしたい」「ちゃんと管理されている水を飲みたい」と考えている人には、ウォーターサーバーがおすすめです。
浄水器とウォーターサーバーを足して出来た、水道直結型ウォーターサーバー!
(引用:ウォータースタンド)
水道直結型のウォーターサーバーの特徴
浄水器とウォーターサーバーの良い所を組み合わせたのが「水道直結型ウォーターサーバー」です。
なんといっても一番の特徴はサーバー本体に水道水を引き込み、浄水フィルターを通しタンクに水を貯めていきます。
本体もコンパクトになっているので置き場所にもあまり困りません。
勿論ウォーターサーバーと同じく温水と冷水に対応していますが、電気を使うのでコンセントが近くかつ水道周りに本体を置く必要があります。
そのため月に掛かる料金は本体のレンタル代、水道代、電気代が掛かります。
また、水道周りの工事が必要になります。(多くの場合は工事費が無料になっていて一時間程度で終わります)
こんな人におすすめ!
料理に使うことでウォーターサーバーを検討していた人
家族みんなで水をよく飲む家庭
水回りにウォーターサーバーを置くので料理にも向いていますし、子どもがお出かけする際にも水筒に水を詰める際にも役に立ちます。
特に料理では汁物や煮物を作る際にも役に立ちますし、お米を良く炊く家庭でも役に立ちます。
水が大量に欲しい場面でも気軽に使うことが出来るのは良いですね。
また、温水も出るのでお湯を使う際にも手間を省くことが出来るので非常に重宝します。
家庭でお得なウォーターサーバー会社をご紹介します
家族で利用しやすいコスモウォーター
(出典元:コスモウォーターSmart プラス)
コスモウォーターの特徴
水ボトルが下に置くことが出来るので交換作業が楽
水代のみで利用できる!
A4用紙程度のスペースで設置することが出来るコンパクトなデザイン
なんといっても一番の特徴は、水ボトルの収納スペースが下部にあることです。
ウォーターサーバーの多くは上部にボトルを置くので交換時にボトルを交換するためのバスケットがあり、それをスライドすることで交換することが出来るので交換の普段が少ないです。
また、冷水と温水に3段階で設定することのできるチャイルドロックもあるので安心して利用することも出来ます。
水の鮮度を維持するような構造になっていて最後まで鮮度の良い天然水を飲むことが出来ます。
レンタル代や配送料が掛からないので水のみの代金で利用出来る点や、コンパクトなデザインなどなど他にも多くの魅力がありませうね。
公式サイトはこちらから
一人暮らし向けのアルピナウォーター
(出典元:アルピナウォーター)
アルピナウォーターの特徴
水の購入ノルマがないので自分のペースで飲める
ECOモードで電気代の節約
水代が他社と比較して安い(12Lボトル1,134円(税込))
水代が12Lボトル1,134円(税込)と安い
ウォーターサーバーでは多くの会社が一定期間で2本以上を注文する必要があります。
そのため1人暮らしだと余ってしまいますがアルピナウォーターではその心配がないのでノルマの水を飲む必要が無くなります。
また、1人暮らしの場合は家に居ない間にECOモードを選択することで電気消費量を7~10%カットすることが出来るので節約することも出来ます。
また、水代が業界でも最安の12Lボトル1,134円(税込)になっています。そのためサーバーレンタル料629円(税込)を足したとしてもかなり安く抑えることが出来ます。
特徴を詳しく見る
公式サイトはこちらから
https://www.alpina-water.co.jp/
水道直結型ウォーターサーバー、ウォータースタンド
(出典元:ウォータースタンド)
ウォータースタンドの特徴
水道水を使っているので水代を気にしないで済む
水道水をウォーターサーバーのように使える
卓上型なのでスペースを取らない
こちらは水道水をろ過してウォーターサーバーのように冷水・温水・常温水が楽しめる水道直結型ウォーターサーバーになっています。
水道水を使っているのでボトルを購入する必要もないので、飲むだけではなく料理にも気軽に使えますね。
キッチンに置けるようにコンパクトなものが多いので料理の邪魔にもなりにくいのが良いですね。
フィルターで不純物を取り除くというのは浄水器と同じ仕組みなのですが、フィルターが高性能なのでより一層水をきれいにすることが出来ます。
フィルターは半年に1度交換してくれるサービスももあるので交換やメンテナンス料金もサーバーレンタル代に含まれていて、月々レンタル代のみなのも大きな魅力ですね。
公式サイトはこちらから
ウォーターサーバーのよくある質問
質問:電気代、レンタル代など維持費はどれくらいかかる?
回答:毎月必ずかかります。
料金は水ボトル代と電気代になっています。
電気代はおおよそ500円から1,000円程度のものが多いですが、一部常温のウォーターサーバーでは電気を使わない物もあります。
この他にもサーバーレンタル代、メンテナンス代などが掛かってしまう機種もありますが、初期費用や配送料は無料のメーカーが多いです。
質問:設置スペースはどれくらいあればいいの?
回答:スリムな物ならA4程度のスペースになります。
床に置くタイプは様々なおおきさがあります。そのためメーカーによって様々ですが少なくともスリムタイプでもA4のスペースは必要なのでそれ以上と思っていてください。
床置きタイプ出ない場合は電気ポットのようなサイズの卓上サーバーもありますので大きさで悩んでいる場合はそちらも検討してみてください。フレシャス dewo minという卓上サーバーはスタイリッシュで性能面でも優れています。
質問:ボトル交換やメンテナンスは正直大変?
回答:ボトル交換とメンテナンス自体は大変です。
ボトル交換自体はウォーターサーバーを契約する上で必ず行うものになります。
しかし、上部に設置するものも多いですが軽量のボトルの物や先程紹介した「コスモウォーター」のように下部にボトルが置いてある機種も増えています。
メンテナンスを行う際は自宅にあるアルコールスプレーを使い拭き取る作業が必要になります。
本記事のまとめ
本記事では浄水器とウォーターサーバーの比較を行ってきました。
結論としては「手軽に簡単に」を求めるならば浄水器、「多くの目的で使いたい」人はウォーターサーバーがおすすめです。
両方の良さを使いたいならば「水道直結型のウォーターサーバー」もおすすめできます。
水に毎月どの程度のお金が掛けられるのかを一緒に暮らしている人達と相談して決めてみましょう。